ヴァレー・ダオステ・ドナス 2018年のレビュー
それでは、ワイン歴15年以上。ワインショップ店長のワインエキスパートがレビューします。
テクニカルデータ
商品名:ヴァレー・ダオステ・ドナス 2018年
Vallee d'Aoste Donnas 2018
価格:4,481円(変動します)
呼称:イタリア/ヴァッレ・ダオスタ/ドナス(D.O.C.)
タイプ:赤/エレガントなミディアムボディ
品種:ネッビオーロ 90%/フレイザ&ネイレ 10%
アルコール度:13.5度
備考:ドナス社のワインの素晴らしさを認めさせた伝統的な1本
インポーター:モンテ物産
テイスティング
「外観」、「香り」、「味わい」ごとに解説します。
外観
- やや濃いめのガーネット色
- 粘性はやや強め
香り
- フレッシュなラズベリー
- オレンジ
- スミレ
- バニラ
味わい
- フレッシュな赤い果実
- 柑橘を彷彿とさせる豊かな酸味
- フィニッシュにスパイス感、ミネラル感
- キレイなタンニン
料理とのペアリング
赤身肉、ジビエ、チーズ等。
エレガントでミネラル感のある赤ワインなので、カモやチキンとも。
概要
ドナス社のワインの素晴らしさを認めさせた伝統的な1本
ドナス社のワインの素晴らしさを認めさせた、伝統的な1本。アオスタのD.O.C.ワインである“ドナス”は1200年から存在したという歴史的な証拠もあり、幅広く知られるまでに何世紀もかかりました。
この地方では、“ピコテンドロ”と呼ばれるブドウ、ネッビオーロから造られており、小さくて柔らかい実を付けるのが特徴。
少しスパイシーさの感じられる香り。
辛口で調和がとれており、ほろ苦く心地よい後味が特徴的です。
ラベルには町の象徴の岩門が描かれています。
ブドウは10月中旬から下旬にかけて収穫。
オークの木樽で12ヶ月熟成させます。
(インポーター資料から抜粋)
生産者
ドナス社(Caves de Donnas)
ドナスは、イタリアで最も小さい州であるヴァッレ・ダオスタ州南東部の町ドナスにある80軒の農家からなる協同組合です。
1軒の農家が所有する畑はワイン用のブドウ畑としては非常に小さな区画ですが、これが高品質のワインを生み出す秘訣です。
各農家が自分の広くない畑の隅々まで目を行き届かせながらブドウの世話をしています。
また、畑のある部分の谷全体が南西向きの円形劇場型になっており、十分な太陽光を確保できるというブドウにとって最高の条件となっています。
畑は急な箇所では傾斜が45度以上あり、作業も非常に危険で機械が入れないため、収穫は全て手摘みで行われブドウはモノレールで運搬されます。
このような環境で育ったネッビオーロ種で造られるワインは、同品種のピエモンテのワインと比べると軽やかなボディとアロマが特長です。
(インポーター資料から抜粋)
ワインエキスパートの総評
北イタリアらしい豊潤でミネラリーな赤ワイン。
方向性としてはブルゴーニュを彷彿とさせる。
ボロネーズとピッタリ合いました!おすすめ!
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