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ラ・スピネッタ デルトーナ・ティモラッソ 2021年

ラ・スピネッタ デルトーナ・ティモラッソ 2021年のレビュー

それでは、ワイン歴15年以上。ワインショップ店長のワインエキスパートがレビューします。

テクニカルデータ

商品名:ラ・スピネッタ デルトーナ・ティモラッソ 2021年
La Spinetta Derthona Timorasso 2021

価格:4,550円(変動します)

呼称:イタリア/ピエモンテ/ティモラッソ・コッリ・トルトネージ

タイプ:白/フレッシュな辛口

品種: ティモラッソ

栽培:オーガニック

アルコール度:13度

備考:ジョルジョ・リヴェッティ氏の新プロジェクト、ファーストヴィンテージ。数量限定!

インポーター:モンテ物産

テイスティング

「外観」、「香り」、「味わい」ごとに解説します。

外観

  • 黄金がかったレモンイエロー
  • 粘性はやや強め

香り

  • ライム
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • 青リンゴ

味わい

  • プチプチと泡のようなニュアンス
  • ハチミツ
  • カリン
  • ピーチ
  • しっかりとした酸味
  • 豊かなミネラル感

料理とのペアリング

ライトな口当たりの白ワインなので、川魚、豚や鶏など淡白なお肉、中華やエスニック料理。
今回は魚介のパスタも◎。

概要

ジョルジョ・リヴェッティ氏の新プロジェクト、ファーストヴィンテージ。数量限定!

ピエモンテでもトスカーナでも一貫して土着品種にこだわり、「その土地のミクロリマの下に生み出されるブドウの質が、ワインの90%を決める」という信念で、ワイン造りを続けるジョルジョ・リヴェッティ氏。
そんな彼が選んだ新プロジェクトの舞台は、「コッリ・トルトネージ」のエリアです。
将来的には「グランデ・デルトーナ」(グランデ=イタリア語で「偉大な」という意味)と呼ばれるワインを作るのだ、という目標の下、ティモラッソの可能性を信じて造った新商品が、「デルトーナ・ティモラッソ」です。

黄色がかった麦わら色、柑橘系の香りにアカシアの花のニュアンス、ぺトロール香が感じられます。綺麗な酸があり、しっかりとした骨格が特徴的で、ティモラッソ特有のグレープフルーツや白い花のニュアンスにバランスの良い酸が溶け込んでいます。余韻は長く、雑味を感じない、綺麗な味わいが残ります。

300~450mに達する、コッリ・トルネージのエリアでも標高の高い場所を選んで畑を作り、ティモラッソの栽培をスタートさせました。ティモラッソ特有の、繊細な酸を引き出す栽培を実践しています。
除梗し、ソフトプレス。その後、小さいステンレスタンクにて温度管理をして発酵させます。シュールリーの状態で、約8か月間熟成させます。ボトリングののち、3か月の瓶内熟成を経てリリースされます。

(インポーター資料から抜粋)

生産者

ラ・スピネッタ(La Spinetta)
1977年創業のラ・スピネッタ社の名声は、80年代後半にリリースしたモスカート・ダスティが世界中のレストランやワイン評論家から高い評価を得たことで広まりました。
ジョルジョ・リヴェッティ氏を中心に、妥協を許さないワイン造りへの情熱が、バルベーラ、バルバレスコ、そしてバローロなどの素晴らしいワインを生み出しています。
「私たちの土地、土地が造り出す物の価値に対して確固たる信念をもち、敬意を表し、私たちが栽培するのは、その土地の土着品種、その土地に根付いた品種のみである」という信念のもと、その土地を表現したワインをピエモンテとトスカーナで造り続けています。

(インポーター資料から抜粋)

ワインエキスパートの総評

赤ワインが有名なワインだが、白も秀逸。
エレガントでスタイリッシュ、爽やかな辛口に仕上がっている。
オーガニックの特徴であるナッツのニュアンスは時間の経過と共に増してくる。

ショッピング

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ワイン・ライン

「WINE LINE」は無資格状態からワイン業界に転職し現場で揉まれ、ワインエキスパートを取得して最終的に独立まで果たした管理人の雑記ブログです。本業と副業で、ワインショップや酒売場の勤務経験が15年突破しました。ひたすら現場主義!ワインエキスパートと調理師の資格所持。ワイングラス日本酒アワード審査員。宜しくお願いします。 ▶プロフィール・お問い合わせ

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