“コッレマッサーリ・リゼルヴァ” モンテクッコ・ロッソ・リゼルヴァ 2018年のレビュー
それでは、ワイン歴15年以上。ワインショップ店長のワインエキスパートがレビューします。
テクニカルデータ
商品名:“コッレマッサーリ・リゼルヴァ”モンテクッコ・ロッソ・リゼルヴァ 2018年
"ColleMassari Riserva" Montecucco Rosso Riserva 2018
価格:3,637円(変動します)
呼称:イタリア/トスカーナ Montecucco D.O.C.(D.O.P.)
タイプ:赤/ミディアムフルボディ
品種:サンジョヴェーゼ/チリエジョーロ/カベルネ・ソーヴィニョン
アルコール度:15度
インポーター:モンテ物産
受賞歴:
2017年 サクラ・ジャパン・ウイメンズ・ワイン・アワード/ゴールド 2022年版
2016年 ワイン・スペクテーター(アメリカ) 90P
2016年 サクラ・ジャパン・ウイメンズ・ワイン・アワード/ゴールド 2021年版
2016年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/3ビッキエーリ (イタリア)2020年版
2015年 ビベンダ/4グラッポリ(イタリア) 2019年版
2014年 ワイン・スペクテーター(アメリカ) 89P
2013年 ビベンダ/4グラッポリ(イタリア) 2017年版
2013年 ワイン・スペクテーター(アメリカ) 90P
2013年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/3ビッキエーリ (イタリア) 2017年版
2012年 ワイン・スペクテーター(アメリカ) 89P
2011年 ワイン・スペクテーター(アメリカ) 89P
2010年 ワイン・スペクテーター(アメリカ) 89P
2004年 ワイン・スペクテーター(アメリカ) 88P
テイスティング
「外観」、「香り」、「味わい」ごとに解説します。
外観
深いガーネット色。
エッジ部分はほんのりとオレンジがかっている。
グラスを伝うワインの涙の粘度はやや強め。
香り
熟したプラム、ブルーベリーのアロマ。
果実香以外だと、インクやブラックペッパー、スモーキーさ、干し肉のような動物的ニュアンスを感じる。
味わい
口に含むと、フレッシュな果実味と、野性味、鼻を抜けるスモーキーなニュアンスが広がる。
バニラクリームのようなまろやかな酸味と豊かなタンニンがバランス良く調和しており、ふくよかな複雑味を持つ。
ミディアムフルボディの辛口。
料理とのペアリング
赤身肉のローストやジビエに。
生産者
コッレマッサーリ(ColleMassari)
トスカーナ州モンテクッコに位置するワイナリー。
2014年にはガンベロロッソ社が刊行する「イタリアワインガイド」で“ワイナリー・オブ・ザ・イヤー”を受賞。
海からの風とアミアータ山からの山風が常に吹き、有機栽培に適した環境となっているブドウ畑で、土着品種を中心にブドウ栽培を行っている。
畑はすべて、ICEAの認証を受けたオーガニック農業の基準によって管理されており、110ha以上あるブドウ畑の主なブドウ樹は、ピサの大学と協力し、自生していたブドウ樹からマス・セレクションによって選び抜いたサンジョヴェーゼである。
平均15%の傾斜と急な丘陵のブドウ畑では、ブドウの木はコルドーネ・スペロナート仕立て、またはドッピオグイヨー仕立てで栽培され、収量は1haあたり約6トン。
(インポーター資料より抜粋)
ワインエキスパートの総評
バランスが良いワイン。
フレッシュな果実味、柔らかだが豊かなタンニン、アクセントになる野性味。
欠点らしい欠点が見当たらない。
リッチな食卓を演出してくれるだろう。
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