【初心者必見】オレンジワインの基本とおすすめワインを画像入りで解説！

「そもそもオレンジワインって何？」
「オレンジワインはオレンジが入っているの？」
「オレンジワインの味や特徴を知りたい！」

このような疑問にお答えします。

本記事の内容

ワイン・ライン荒野

この記事を書いている私は、ワインエキスパートと調理師の資格を取得し、30歳でワインのネットショップを起業。
ワイングラスで美味しい日本酒アワードの審査員を経験。現在もワインの販売員として売り場に立っています。
主に初心者向けにワインの記事を書いています！

オレンジワインの基本を解説

ワインラインのワイン。ギウアーニ　オレンジワイン。

それでは易しく解説します。

オレンジワインとは？

白ブドウの果皮を漬け込んだ果汁を発酵させて、色合いがオレンジ色になったワインの総称です。

オレンジ色をしているだけで、オレンジが入っているわけではありません。

赤、白、ロゼに続く「第4のワイン」として注目されています。

これが結論ですが、もう少し掘り下げていきましょう。

オレンジワインの造り方

1. 白ブドウの「果皮」を「果汁」に漬け込み、色や成分を抽出。その後、圧搾した果汁を発酵させる方法。
2. 赤ワインの醸造法と同様に、白ブドウの「果汁」、「果皮」、「果肉」、「種子」を漬け込んで発酵させる方法。

白ブドウ(マスカットのイメージ)の果汁はオレンジではありませんが、果皮などの混合物を漬け込むとオレンジ色になります。

オレンジワインのブドウ一覧

江戸村のとくぞう - 投稿者自身による著作物

オレンジワインには白ブドウやグリ・ブドウが使われます。

黄色味が強い白ブドウ

• リボッラ・ジャッラ
• ルカツィテリ

薄い紫色を果皮に含むグリ・ブドウ(灰色ブドウ)

• ピノ・グリ
• ゲヴュルツトラミネール
• 甲州

オレンジワインの産地

Levan Totosashvili - https://www.flickr.com/photos/conversum/4066312418

オレンジワインの本場はジョージアです。「クヴェヴリ」と呼ばれる巨大な素焼きの壺で漬け込むため、他国より色合いが濃くなり、「アンバー(琥珀色)ワイン」とも呼ばれます。

現在、ブームにより世界各国でオレンジワインは造られています。ブーム発生地のイタリアは勿論、日本でも造られています。

Levan Gokadze from Tbilisi, Georgia - Flickr.com

オレンジワインの味

「紅茶」のようなニュアンスがあります。ダージリンティーをイメージして下さい。
ジョージアのものはクヴェヴリ(素焼きの壺)由来の「粉っぽさ」を感じますね。

意外に思うかもしれませんが、オレンジワインにはしっかりと渋味があり、ライトボディの赤ワインよりも濃厚なものがあります。
また、軽やかでフルーティーなオレンジワインも存在し、柑橘系の爽やかな味わいを楽しめます。

オレンジワインと料理のペアリング

中国料理、タイ料理、ベトナム料理や、サバの味噌煮、ブリの照り焼きなど、味噌や醤油を使った味が濃い料理。

ワインエキスパート厳選！オススメのオレンジワイン3選

ワイン・ラインのワインボトル

それでは、オススメのワインを紹介します。

【オススメ1,000円台】クラメレ・レカシュ　オレンジ・ナチュラル・ワイン

ルーマニアのオレンジワインで、酸化防止剤無添加です。
爽やかな柑橘系のアロマとふくよかな果実味、程よくドライです。クセが少なく、お料理との相性も抜群です。

【オススメ1,000円～2,000円】ボルゴ・サヴァイアン　オレンジワイン　アランサット　ノンフィルター

北イタリア産で、無ろ過です。コンポートしたオレンジ、ダージリンティーのアロマ。
しっかりとした味わいでオレンジワインならではの旨味を味わえます。辛口。

【オススメ2,000円～3,000円】ギウアーニ　ムツヴァネ　クヴェヴリ

本場ジョージアのオレンジワインです。クヴェヴリ・ワインを味わいたい方はどうぞ。
瑞々しい果実味に紅茶のようなタンニンが溶け込んでおり、ドライ。ブドウの旨味がじんわりと広がっていきます。

当店でもお買い求めいただけます。温度管理完璧です。

爽やかワイン3本セット(広域関東圏送料無料！)

まとめ

オレンジワインは「白ブドウで赤ワインのように醸造したオレンジ色のワイン」です。
ジョージアが有名で、クヴェヴリと呼ばれる素焼きの壺で造られます。
オレンジ色をしているだけで、オレンジは入っていません。

それでは、楽しいワインライフを！

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