ドメーヌ・ル・フェイ・ドム ラ パール デュ コリブリ アブリュー 2018年のレビュー
それでは、ワイン歴15年以上。ワインショップ店長のワインエキスパートがレビューします。
テクニカルデータ
商品名:ドメーヌ・ル・フェイ・ドム ラ パール デュ コリブリ アブリュー 2018年
Domaine Le Fay d’Homme La part du Colibri Vin de France Abouriou 2018
価格:2,100円(変動します)
呼称:フランス/ロワール/ヴァン・ド・フランス
タイプ:赤/エレガントなミディアムボディ
品種:アブリュー100%
栽培:オーガニック
アルコール度:11度
備考:樹齢37年。2週間醸した後、ルモンタージュ。エルダーフラワーやカシスの香り、サクランボやガナッシュチョコの風味。
インポーター:サンリバティー
テイスティング
「外観」、「香り」、「味わい」ごとに解説します。
外観
- 深いルビー色
- 濁りあり
- 粘性は中程度
香り
- グレープフルーツ
- レモン
- 爽やかな柑橘系
- フレッシュなイチゴ
- チェリー
味わい
- 穏やかなファミック
- 未熟なイチゴ
- チェリー
- ザクロ
- ミネラルと酸の余韻
料理とのペアリング
アブリューはタンニンに富むブドウと言われているが、「ラ パール デュ コリブリ アブリュー」はエレガントで豊かな酸があるので、塩味のあるサラミやソーセージと合わせると良いだろう。
ピノにチキンを合わせるように、鶏肉も合いそうである。
生産者
ドメーヌ・ル・フェイ・ドム(Domaine Le Fay d’Homme)
ナント市の南東15kmに位置するモニエール村に居を置き、5代続く家族経営の生産者。
5代目となるVincent Caille(ヴァンサン・カイユ)氏に1986年に受け継がれた後、1996年に有機栽培に転換。
2007年はAB認証を取得。
土着の野生酵母を使用し、醸造は伝統的な手法に則り長期間かけてシュール・リーを行う。
全てのキュヴェは澱引きをせずにボトリングされ、一定期間落ち着かせた後に出荷される。
彼のワインは肉厚さと新鮮さそして繊細さを持ち、このアペラシオンの本当の価値を再認識させてくれる味わいである。
(インポーター資料から抜粋)
ワインエキスパートの総評
ブラインドで飲んだら、白ワインと間違えてしまうほど、爽やかな柑橘系のアロマが漂う。
豊かな酸、アルコール度数が11度と言うこともあり、スタイリッシュでキレのあるワインとなっている。
ノンフィルターなので瓶底にジャリジャリした澱があるが、ブドウの成分が凝縮していると言える。
★2日程度で飲みきろう。
珍しい品種なので一度飲んでみる価値あり!
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