ウチェリエッラ ロッソ ディ モンタルチーノ 2020年のレビュー
それでは、ワイン歴15年以上。ワインショップ店長のワインエキスパートがレビューします。
テクニカルデータ
商品名：ロッソ ディ モンタルチーノ 2020年
Rosso di Montalcino 2020
価格：4,000円(変動します)
呼称：イタリア/トスカーナ
タイプ：赤/ミディアムボディ
品種：サンジョヴェーゼ・グロッソ 100％
栽培：ビオロジック（認証無し）
アルコール度：14度
インポーター：サンリバティー
テイスティング
「外観」、「香り」、「味わい」ごとに解説します。
外観
外観は濃くて深いガーネット色。
香り
グラスに注ぐと、芳醇な熟したブルーベリー、カシスのアロマが溢れる。
スミレやチョコレートのような甘い香りもある。
北イタリア（トスカーナ）らしい果実味溢れるアロマティックな赤ワイン。
味わい
口に含むと、エレガントな酸味と、タンニン（渋味）が口中を覆い隠す。
味わいは重いだけではなく、フレッシュな酸味もあるので、後味をキュッと引き締める。
凝縮された果実味と強く長い余韻がリッチな印象を与える赤ワイン。
料理とのペアリング
エレガントなロッソ ディ モンタルチーノなので、ボロネーズと合わせました。
トマトと肉を使った料理、チキングリル、クリームチーズ等と。
生産者
ウチェリエッラ（Uccelliera）
地元出身の醸造家であるAndrea Cortonesi アンドレア・コルトネージが1986年にモンタルチーノの南アバテ地域にある2ha.の畑を受け継いだ事からこのワイナリーの歴史は始まり、現在はモンタルチーノに合計10ha.の畑を所有するまでに広がる。
ブドウの栽培は全て手作業で行われ、完熟を待ってから収穫を行うことで全てのキュヴェがストラクチャーに富み、様々なアロマがバランス良く混ざり合った素晴らしいワインが醸造されている。
1ha.あたり3,000~5,700本の密植をしており、これ程の密植はブルネロでは異例で、ウチェリエッラのような小規模ワイナリーではほぼ皆無（ガンベロ・ロッソ誌より）。
ワインエキスパートの総評
シルキーなタンニンとエレガントなボディ、美しい余韻。
サンジョヴェーゼ・グロッソの旨味を存分に詰め込んだワインに仕上がっている。
特別な日に開けたい特別なワイン。
ショッピング
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