ワインエキスパートの葡萄酒学

WINE LINE◆ワイン・ライン

【必見】一般家庭でのワインの保管方法(高級ワイン・安いワインの違い)

2022年6月30日

「ワイン買ったけど、どうやって保管するの?」
「ワインセラーが無いから、冷蔵庫でも大丈夫?」
「余ったワインは、何日くらい持つのかな?」

このような疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 一般家庭でのワインの保管方法(高級ワイン・安いワインの違い)
  • 余ったワインの保管方法
  • ワインはどのくらいで飲めば良いの?賞味期限の話
  • 保管についてのワイン業界裏話(物流のこと・ボトルは寝かせる?)

ワイン・ライン荒野

この記事を書いている私は、ワイン業界歴10年以上、ワインエキスパート・調理師の資格を取得。現役でワインの仕事をしています。
30歳で副業としてワインショップを起業、本業も酒売り場で勤務しています。
このようにワインに人生を捧げている私が解説していきます。

 

一般家庭でのワインの保管方法

それでは、保管方法や温度、湿度等、基本を解説していきます。

細かい温度管理が面倒な方へ

基本的にワインは「暑さ」に弱いです。
人が暑いと感じる室温(約30℃)にワインを置いておくと劣化しますので、冷蔵庫へ入れましょう。
特に危険なのは夏です。それ以外の季節はそこまで神経質にならなくて良いでしょう。

ワインにとって理想的な温度・湿度は?

理想の保管温度は、「12℃~15℃」と言われており、シャンパーニュ地方のセラーは10℃、ブルゴーニュ地方は11℃~12℃。
ボルドー地方は13℃~15℃、バローロは14℃、そしてカリフォルニアでは14℃~18℃程です。

購入したワイン産地から保管温度を考えても良いですが、私のセラーは10℃設定になっています。
室温によってセラー内の温度も変わるため、多少上昇しても良いように低めに設定しています。

そして湿度は、70%~75%程です。

以上を踏まえて要約すると、「セラーが無ければ、冷蔵庫へ入れておけば大丈夫」と言うことになります。
白ワインなら何度?赤ワインなら・・、等とこだわらなくても品質は保てます。

高級ワインと安いワインの保管の違い

保管の概念として、「熟成させる保管」と「品質を保つ保管」があります。
一般家庭でワインを手に入れた場合、「品質を保つ保管」に該当するでしょう。
私がこれまで解説してきたことです。

熟成させる必要が無く、早く飲んだ方が良いワインの目安は、おおよそ2万円以下のものです。
3万~5万円を超えてきた辺りから、セラーで熟成させることを考慮しても良いかもしれませんね。

 

余ったワインの保管方法

ワインのボトル1本を一晩で飲みきれませんよね。それでは解説していきます。

ワインを飲みきれなかったら?

赤ワインでも白ワインでも、コルクで蓋をして冷蔵庫へ入れて下さい。3日~1週間程度は飲めるでしょう。
赤ワインは冷やすと渋味が増すので、飲む前に常温に戻しても良いでしょう。
スパークリングワインは専用のストッパーを購入して下さい。泡が抜けてきたらロックで飲んでも美味しいです。

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ワインの酸化の話

ワインの「酸化」にネガティブのイメージを持ちがちですが、「熟成」も酸化ですし、グラスの中での「味の変化」も酸化です。
「ワインがどのように変化していくか」を観察するのも楽しいですし、「4日経った今の方がまろやかで美味しい」なんてよくあることです。
飲食店のテーブルワインなら味が変わると困るのでバキュームストッパーで酸化を防止するでしょうが、一般家庭なら神経質にならなくて良いと私は思います。

 

ワインはどのくらいで飲めば良いの?賞味期限の話

実体験も含めて解説していきます。

ワインが美味しく飲める期間

ワインに賞味期限はありません。しかし、美味しく飲める期間は存在します。
「ワインは熟成させた方が美味しくなるでしょう?」とイメージする方は多いですが、それは間違っています。
2万円を超えてきた辺りで熟成させても良いですが、一般家庭が日常的に飲むワインなら半年から、長くても1年で飲んだ方が良いでしょう。

現場の声

現場に立っていて肌感覚で分かることですが、特に最近のワインは高いものでも「熟成の必要が無く飲みやすい味わい」が増えています。
赤ワインでも白ワインでも「フルボディ」、「樽の香りがプンプンする」・・と言ったワインが減っています。
生産者側も在庫は早く回した方が良いため、長期熟成が必要なワインを造らなくなっている現実もありますね。

「こちらのワインの飲み頃は20年後です!」と言われて、あなたは購入しますか?
20年後、自分はどうなっているでしょう。想像できるでしょうか。

 

保管についてのワイン業界裏話(物流のこと・ボトルは寝かせる?)

こちらは、メインテーマでは無く、おまけです。読み飛ばしても構いません。

ワインの物流のこと

煌びやかな百貨店のワイン売り場、高級スーパーの酒売り場、大手チェーンの酒販店でワインの管理はどうなっているでしょう。
売り場は涼しくても、普通に店の倉庫は常温であることが多いです。

大抵は大手の食品・酒販会社が運営する配送センターを中継して納品されますが、配送センターの大きい倉庫は常温です。
夏場は40℃を超えますね。汗だくになります。そのような環境でワインは保管されています。
店舗に納品されたワインが既に噴いていることもよくあります。その場合は拭いて店頭に並べるでしょう。

大手ビール会社がワインを配送する場合、炎天下、普通にビールと一緒にトラックに積まれて納品されますので、ワインはお湯のようになっています。
言いたいことは、店頭でも通販でも、手元に届いた段階でワインは劣化しています。故に酸化防止剤は必要になります。

それでも味に関してクレームが付くことは少ないので、一般家庭においてワインの保管温度に関して神経質にならなくても良いのです。

小~中規模のワイン専門店・飲食店の場合、直取引が多いので、しっかりと物流から納品まで低温管理されていることが多いでしょう。
勿論、私のネットショップでも温度管理は徹底しております。ご安心下さい。

ボトルは寝かせるの?

コルクの場合は寝かせる、スクリューキャップの場合は立てても大丈夫、と言う説が有名ですね。
しかし、コルクの場合でもボトルを立てても問題ないでしょう。何故なら、ボトル内の湿度は高いからです。
むしろ、コルクとワインが常に接している状態の方が気になる方もいるでしょう。

ワインを寝かせる習慣は、保管の際にスペース的に効率が良いから考えられたのだと思います。
全てボトルを立てて保管する方が、危ないですし広いスペースが必要になりますよね。

 

まとめ

以上になります。
ワインを一般家庭で保管する場合、暑さが気になる時は冷蔵庫へ入れましょう。
そして、ワインに賞味期限はありませんが、概ね1年以内に飲んだ方が良いでしょう。

それでは、楽しいワインライフを!

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