「ワインの甘口・辛口って何が違うの?」
「味わいの見分け方は?ラベルに書いてある?」
「ブドウの名前で甘口・辛口が分かる?」
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- ワインの甘口・辛口とは?
- 甘口・辛口の見分け方
- 甘口・辛口がブドウで分かる
この記事を書いている私は、ワイン業界歴10年以上、ワインエキスパート・調理師の資格を取得。
30歳で副業としてワインショップを起業、本業も酒売り場で勤務しています。
甘口ワインも辛口ワインも飲み尽くし、どちらも同じくらい好きな私が解説します。
ワインの甘口・辛口とは?
それでは、基本を易しく説明します。
甘口・辛口は何で決まるのか
まず、ブドウの果汁がどのようにワインになるかを説明します。
原料であるブドウの「糖分」を酵母が食べて「アルコール」と「炭酸ガス」に分解します。
これをアルコール発酵と言います。この発酵の進み具合により、ワインの糖度が決まります。
糖分を殆ど発酵させてしまえば辛口、途中で発酵を止めてしまえば低アルコールの甘口ワインになります。
基本的にワインは辛口が多い
辛口のワインは唐辛子のように辛いわけでは無く、甘くない通常のワインを「辛口ワイン」と表現します。
つまり、酒売り場やレストランにあるワインは基本的に殆ど辛口ワインとなります。
甘口ワインは、「チューハイのようにフレッシュな甘口」から「ベトベトするくらいの甘口」まであります。
甘口・辛口の見分け方
ワインを買う前に、ラベルを見て甘口・辛口が分かるのでしょうか。解説していきます。
ワインの裏ラベルに味わいが書いてあることがある
カジュアルなワインや日本ワインの裏ラベルには、味わいが表記されているかもしれません。
しかし、通常は書いていないことが多いでしょう。
スマホでワインのバーコードを検索し商品情報を読むか、スタッフに聞くと良いでしょう。
スパークリングワインはラベルを読めば味が分かる
スパークリングにはラベルに味の表記があります。
一番多く見掛けるのが「ブリュット(Brut)」で、こちらは辛口の意味になります。
次に多いのが、「エクストラ・ドライ(Extra Dry)」、こちらは「ちょっと辛い」、または「ちょっと甘い」です。
どちらも飲みやすい味わいですが、ワイン初心者でしたらエクストラ・ドライから飲んでみて下さい。
甘口・辛口がブドウで分かる
実はブドウの名前で、ある程度味が分かります。
赤ワインは特殊な例を除いてほぼ辛口なので、今回は白ワイン用のブドウで解説します。
シャルドネは辛口
白ワインと言えば、圧倒的に有名なブドウがシャルドネです。
ラベルに「シャルドネ(Chardonnay)」と表記してあれば辛口と判断して良いでしょう。
モスカートは甘口
「モスカート(Moscato)」はマスカットのことです。
イタリアのスパークリングワインの原料で、このブドウ名が表記してあれば、まず甘口と思って良いでしょう。
フランスでは「ミュスカ(Musucat)」と呼ばれますが、ミュスカは辛口の可能性がありますね。(要検索)
リースリングは甘口から辛口まで幅広い
「リースリング(Riesling)」の味わいは幅広いですが、ドイツでは比較的に甘口が多いです。
特に1,000円前後の細長いボトルや、青いボトル、ネコの絵が描いてあるボトルはジュースのように甘いでしょう。
フルーティーで飲みやすいので、初心者向けと言えます。
まとめ
今回は、ワインの甘口・辛口について解説しました。
基本的に普通のワイン(甘くないワイン)は辛口と呼ばれますので、辛口ワインを探すのは簡単ですね。
確実に甘口ワインを買いたい場合は、モスカートを探すか、スタッフに聞いた方が良いでしょう。
それでは、楽しいワインライフを!
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ワインの甘口・辛口とは?見分け方からブドウの味わいまで解説!
2022年7月2日
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「ワインの甘口・辛口って何が違うの?」
「味わいの見分け方は?ラベルに書いてある?」
「ブドウの名前で甘口・辛口が分かる?」
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- ワインの甘口・辛口とは?
- 甘口・辛口の見分け方
- 甘口・辛口がブドウで分かる
ワイン・ライン荒野
この記事を書いている私は、ワイン業界歴10年以上、ワインエキスパート・調理師の資格を取得。
30歳で副業としてワインショップを起業、本業も酒売り場で勤務しています。
甘口ワインも辛口ワインも飲み尽くし、どちらも同じくらい好きな私が解説します。
ワインの甘口・辛口とは?
それでは、基本を易しく説明します。
甘口・辛口は何で決まるのか
まず、ブドウの果汁がどのようにワインになるかを説明します。
原料であるブドウの「糖分」を酵母が食べて「アルコール」と「炭酸ガス」に分解します。
これをアルコール発酵と言います。この発酵の進み具合により、ワインの糖度が決まります。
糖分を殆ど発酵させてしまえば辛口、途中で発酵を止めてしまえば低アルコールの甘口ワインになります。
基本的にワインは辛口が多い
辛口のワインは唐辛子のように辛いわけでは無く、甘くない通常のワインを「辛口ワイン」と表現します。
つまり、酒売り場やレストランにあるワインは基本的に殆ど辛口ワインとなります。
甘口ワインは、「チューハイのようにフレッシュな甘口」から「ベトベトするくらいの甘口」まであります。
甘口・辛口の見分け方
ワインを買う前に、ラベルを見て甘口・辛口が分かるのでしょうか。解説していきます。
ワインの裏ラベルに味わいが書いてあることがある
カジュアルなワインや日本ワインの裏ラベルには、味わいが表記されているかもしれません。
しかし、通常は書いていないことが多いでしょう。
スマホでワインのバーコードを検索し商品情報を読むか、スタッフに聞くと良いでしょう。
スパークリングワインはラベルを読めば味が分かる
スパークリングにはラベルに味の表記があります。
一番多く見掛けるのが「ブリュット(Brut)」で、こちらは辛口の意味になります。
次に多いのが、「エクストラ・ドライ(Extra Dry)」、こちらは「ちょっと辛い」、または「ちょっと甘い」です。
どちらも飲みやすい味わいですが、ワイン初心者でしたらエクストラ・ドライから飲んでみて下さい。
甘口・辛口がブドウで分かる
ワイン用葡萄
実はブドウの名前で、ある程度味が分かります。
赤ワインは特殊な例を除いてほぼ辛口なので、今回は白ワイン用のブドウで解説します。
シャルドネは辛口
白ワインと言えば、圧倒的に有名なブドウがシャルドネです。
ラベルに「シャルドネ(Chardonnay)」と表記してあれば辛口と判断して良いでしょう。
モスカートは甘口
「モスカート(Moscato)」はマスカットのことです。
イタリアのスパークリングワインの原料で、このブドウ名が表記してあれば、まず甘口と思って良いでしょう。
フランスでは「ミュスカ(Musucat)」と呼ばれますが、ミュスカは辛口の可能性がありますね。(要検索)
リースリングは甘口から辛口まで幅広い
「リースリング(Riesling)」の味わいは幅広いですが、ドイツでは比較的に甘口が多いです。
特に1,000円前後の細長いボトルや、青いボトル、ネコの絵が描いてあるボトルはジュースのように甘いでしょう。
フルーティーで飲みやすいので、初心者向けと言えます。
まとめ
今回は、ワインの甘口・辛口について解説しました。
基本的に普通のワイン(甘くないワイン)は辛口と呼ばれますので、辛口ワインを探すのは簡単ですね。
確実に甘口ワインを買いたい場合は、モスカートを探すか、スタッフに聞いた方が良いでしょう。
それでは、楽しいワインライフを!
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