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ラ ミリエール シャトーヌフ デュ パプ ブラン 2016年

2023年12月29日

ラ ミリエール シャトーヌフ デュ パプ ブラン 2016年のレビュー

それでは、ワイン歴15年以上。ワインショップ店長のワインエキスパートがレビューします。

テクニカルデータ

商品名:ラ ミリエール シャトーヌフ デュ パプ ブラン 2016年
La Milliere Chateauneuf du Pape Blanc 2016

価格:7,000円(変動します)

呼称:フランス/コート・デュ・ローヌ/シャトー・ヌフ・デュ・パプ

タイプ:白/辛口

品種:グルナッシュ・ブラン/クレレット/ブールブラン/ルーサンヌ

栽培:ビオロジック

アルコール度:13度

備考:収量28hl/ha。年産3000本のみ Châteauneuf-du-Papeの北側のCabrières地区にある丘陵地の畑。

インポーター:サンリバティー

テイスティング

「外観」、「香り」、「味わい」ごとに解説します。

外観

黄金がかったイエロー。
ワインの涙の粘度はやや強め。

香り

カリン、黄桃、洋ナシのアロマ。
グラスをスワリングすると、静かに香りが立つ。

味わい

熟したアプリコットやカリンの果実味。
ナッツのようなオイリーなコク、塩味を伴うミネラル感、苦味と酸味を等しく感じる。
若干のリキュールのようなニュアンスを感じる辛口。

料理とのペアリング

コクのある白ワインなので、魚介の中でもサーモン等が最適。
白身の魚でも、ムニエルやフライ等、濃厚な料理が合う。

生産者

ラ ミリエール(La Milliere)
ラ・ミリエールは1940年にフェルナンド・アルノーによって購入されて以降、アルノー家によって代々受け継がれてきたドメーヌで、現在は5代目のミシェルが運営している。
シャトーヌフ・デュ・パプのCabrières(カブリエール)に14ha.を、コート・デュ・ローヌとヴィラージュのエリアに7ha.、そしてヴァン ド ペイ ド ヴォクルーズのエリアに5ha.を所有し、全ての畑において有機農法が実践されている。
(2011年には栽培・醸造ともにビオディナミに移行。)
パプのエリアの一番古いブドウの樹は1891年に植えられたもので、平均樹齢は80年。
セラーに近代的な機器は置かず、現在でも古い樽が使われている。

ワインエキスパートの総評

派手さはないものの、歴史ある産地の厳かな雰囲気を味わえる。
じんわりと感じるブドウの旨味と向き合いたい。

▶ ラ ミリエール シャトーヌフ デュ パプ ヴィエイユ ヴィーニュ 2015年

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